最近、ビオナーデ(BIONADE)という炭酸飲料水がネットで話題になっています。
とはいうもののまだ日本では販売されていない模様ですが、前評判は上々です。
マクドナルドやIKEAで販売されており、今年は250万本の売上予想なのだそうです。
このビオナーデはドイツで開発され販売され、瞬く間に人気を博した清涼飲料水です。
別名「添加物ゼロのファンタ」とも呼ばれてすごい人気ですが、実はコカコーラの買収話を蹴ったのだとか。
特徴はなんといってもオーガニックの特徴を備えており、ということは加物を全く使わない炭酸飲料で、製法はビールと同じように麦芽を発酵させて作っているそうです。
ただビールと違うのはアルコール分が無いことでしょう。
ビオナーデは開発までに10年、開発費は一説によると150万ユーロで、日本円で約2億4000万円にのぼるそうです。
ご多分にもれず成功までの道のりは厳しかったようで、一時は破産寸前まで追い詰められたこともあったそうです。
ドイツのプロジェクトXですね。
ではなぜビオナーデにこれほどまでに人気が集まったのでしょうか?それは「ノンアルコール」がキーワードなんです。
通常、発酵というとアルコールが生成されてしまいます。
多くのお酒はこの発酵の過程を経て作られますが、ビオナーデの開発者は地ビールを製造してる地方の小さな醸造所のブラウマイスター(ビール醸造職人)なんですが、この人が何とかアルコールを生成しない飲料水はできないものかと研究開発に没頭したそうです。
それには発酵に必要な発酵菌の発見が必要でした。
しかし、発酵した後、アルコールを生成しない菌がなかなか見つからなかったそうです。
そのために倒産寸前にまで追い込まれたそうですが、苦労の末、やっと見つけた菌でなんとかビオナーデが産まれました。
次は販売です。
ここで「ノンアルコール」のキーワードが生きてきます。
ある時、あるパーティーにノンアルコールの飲み物を出しましたが、それが足りなくなり、ビオナーデも一緒に出したところ、たちまち人気の的となり、以降、ビオナーデの人気が高まり、今日の成功を見たそうです。
なんだか嘘みたいな話ですが、念ずれば花開く、という言葉がふと頭をよぎります。
そんなわけで今ではビオナーデはドイツだけでなくヨーロッパでは人気の的だそうです。
日本での発売も間近かだとか。
楽しみに待ちたいですね。
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ネスカフェドルチェグスト
コーヒーは世界中に愛用者がいて、味に対する嗜好や好みも千差万別です。
また、缶コーヒーのCMも朝から晩までテレビに流れています。
さらにコーヒー豆にたいする嗜好も日本のブランド米に匹敵するような繊細さが見て取れます。
キリマンジャロ、モカ、ジャマイカなど誰でも一度は耳にしたブランドばかりです。
これはコーヒーをおいしく飲みたい、という一見単純でありながら深い欲求に基づいているものと思われます。
また、コーヒーを自宅で気軽に楽しみたい、という欲求もあり、自宅でおいしいコーヒーを入れるための器具も昔から沢山開発されてきました。
今回、ご紹介するネスカフェドルチェグストもその一つですが、天下のネスカフェが世に問うものですから、それなりの期待が持てますね。
ネスカフェドルチェグストはエスプレッソ、カフェルンゴ、カプチーノ、ラッテマキアートの4種類のコーヒーが手軽に作れて、もうスタバに行かなくても済みそうです。
ネスカフェのネスカフェ ドルチェ グストのホームページ( http://jp.dolce-gusto.com/index.asp )を見れば分かりますが、カフェに行かなくてもとても簡単においしいカプチーノなどが作れます。
また、操作が簡単だけでなく、掃除も簡単で、従来のコーヒーメーカの常識を覆しています。
気になる味ですが、今ならセブンイレブンで試飲できるそうです。
気に入ったらセブン・ドリーム・ドットコム( http://www.7dream.com/page/n/a01b48/g/540c04000000000 )で買えますが、こちらはインターネット専門の販売店です。
販売しているのは本体が色違いの3種類でメーカー希望価格19,800円、エスプレッソ、カフェルンゴ、カプチーノ、ラッテマキアートの4種類が16杯分でそれぞれ798円です。
さらにスターターキットとしてバラエティーカプセルセット4種10杯分、カプチーノ用ソーサー&カップ1セット、ラッテマキアートカップ1セット、作り方ガイド、ネスカフェドルチェグストクラブ入会申込書がついてきます。
ネットでネスカフェドルチェグストを検索すると多くの方に好評のようですが、価格が高いという方も多かったです。
これから売れることで価格が下がることを期待しましょう。
有田焼カレー
有田焼カレーというひそかにブームを呼んでいる駅弁があります。
焼物の里として知られる佐賀県西松浦郡有田町の中心となる有田駅には、有田焼を使った駅弁が販売されており、有田の名物駅弁となっています。
平成19年(2007年)の4月に発売が開始されました。
有田では毎年恒例のゴールデンウィーク(4月29日から〜5月5日まで)に有田陶器市が開催されますが、そのときには1週間の開催期間中になんと約3000食を売り上げるという大ヒット商品となりました。
その内容はというと、28種類ものスパイスを配合して約1週間ほど煮込んだという自信作のカレールーを白米にかけて、それを石窯オーブンで焼くといった本格的なものです。
発案者は以外というと失礼かもしれませんが、有田駅の駅長をしている西田辰美さんという方です。
この西田辰美さんが「創ギャラリーおおた」という地元でカレーのお店を営業している方と試行錯誤の上、共同開発に成功したものだそうです。
因みにこの西田氏は前任地の佐世保駅で、「佐世保バーガー」をヒットさせたこともあるという才覚のある方です。
直径約17cmの有田焼の器に多目のごはんと濃厚なカレーソースがこれまた贅沢にかかっていて、その上には焼けてトロけたチーズが香ばしい香りを放っているといった具合です。
有田焼カレー買ったときに、お店の方が「2分ほど温めてください」と言われたんですが、お腹もすいていたしちょっと面倒だったので冷たいまま食べましたが、それでもかなりおいしかったという感想もあります。
もちろん、温めたほうがさらにおいしさがアップするかもしれません。
この有田焼カレー弁当、普段の日は限定30食ということなんですが、陶器市期間中は各日100食に増やしての限定販売となるそうです。
陶器市を見て回りながら名物の有田焼カレーを食べるというスタイルがこれからの有田のトレンドになるかもしれません。